2025年04月02日
たくさんの人に琴海の魅力を感じてほしい あっと!さ@琴海 浦 信夫さん
ながさき井戸端パーティーを活用しているかたをご紹介する「井戸端people」。今回は、琴海地区でグリーンツーリズムの推進に取り組む浦信夫さんをご紹介します。琴海地区では、豊かな自然の中でさまざまな体験ができる「グリーンツーリズム」が盛んです。この活動を支えるうちの1人が、旅館「浜荘」を営む浦さん。春と秋に開催されるイベント「あっと!さ@琴海」では、地域ならではの多彩な体験プログラムを通じて地域の魅力を発信しています。「地域の自然や文化に触れ、琴海の良さを感じてもらいたい」と語る浦さんに、お話を伺いました。
―「あっと!さ@琴海」について教えてください。
「あっと!さ@琴海」は、琴海の自然や文化に触れながら、地域の人々と交流を楽しめる体験型イベントです。毎年春と秋に開催し、シーカヤック、革細工、食品サンプル作り、そば打ち、いちご摘みなど、さまざまな体験ブースを用意しています。地域の事業者や団体が協力し、それぞれの特色を活かした体験を提供することで、訪れた方々に琴海の魅力をより深く知ってもらうことを目指しています。特に、体験を通じて地域の人と交流できることが、このイベントの醍醐味だと思っています。たとえば、地元の農家のかたが教える野菜収穫体験では、ただ収穫するだけでなく、育て方や食べ方の話を聞いたり、地元の魅力について話したり交流を楽しめる場となっています。イベントを通じて地域を巡ることで、参加者が地元の人と自然な形で交流し、琴海のあたたかさを感じてもらえる場にもなればと思っています。
―「あっと!さ@琴海」への関わり方について教えてください。
私は、シーカヤック体験のブースを担当し、参加者に琴海の海の魅力を伝えています。体験ブースの中でもシーカヤック体験は特に人気があり、ファミリー層から年配の方まで幅広い世代が参加されています。琴海に面している大村湾は、波が穏やかなので、シーカヤックを初めて体験するかたも気軽に楽しめるんです。家族連れの方が「子どもと一緒に乗るのは初めてだったけど、思ったより簡単で楽しかった!」と喜んでくださる姿を見ると、やっていてよかったなと感じますね。また、以前ご年配のご夫婦が参加された際、「シーカヤックに乗る経験はとても貴重で楽しかった」と感動されていました。帰り際に「次は孫と一緒に来たい」とおっしゃっていたのが印象的でした。こうした体験が、また琴海に来るきっかけになればうれしいですね。この活動を通して、「地元の人にとっては当たり前の自然や文化も、体験を通じることで新たな魅力として伝えられるんだ」と感じました。地域の自然を活かした体験を提供することで、琴海の良さを知ってもらい、また訪れたいと思ってもらえるようなきっかけづくりを目指していきたいです。
―イベントを行うにあたり、大変だったことを教えてください。
このイベントを成功させるには、多くの人の協力が欠かせません。最初は、協力者を集めることや、どのように役割分担をするかなど、悩むこともありました。ただ、私は商工会や自治会の活動にも関わっていたので、顔見知りの方に声をかけながら少しずつ協力の輪を広げていきました。このように1つの活動に対し、様々な団体を巻き込み、地域のために力を合わせることで、地域全体のつながりが強化され、活気が生まれていった実感があります。この活動を通して、地域を盛り上げるためには、人と人が協力し合ってこそ、初めて成り立つと実感しました。今後もさらに地域を盛り上げるために、地域のつながりを維持し、活気ある地域づくりを続けていきたいです。
―活動を行う上で大切にしていることはありますか。
私は、これまでの活動を通じて、「地域のつながりの大切さ」を強く実感してきました。琴海地区は本当に住みやすい場所で、もっと多くの人にその魅力を知ってもらいたいと思っています。特に、地域の特産品を活かした食文化の発信や、観光資源をもっと活用できたら良いなと考えています。それによって、地域の魅力が広がり、琴海地区に多くのかたに訪れてもらえるのではないかと思っています。
また、今後の展望として、「地域の人々が気軽に集まり、交流できる拠点を作ること」を目指しています。たとえば、地元の空きスペースを活用して、イベント会場を作ったり、地域の人が気軽に立ち寄れるカフェのような場所を整備したりすることで、自然に人々が集まる環境を作りたいと考えています。それが地域をもっと活気づけ、つながりを深めるきっかけになると思っています。
「10年後もこの地域が活気を保ち、より良い場所になるために、今できることを一つ一つ続けていきたい」と考えているので、これからも地域の発展に貢献できるよう、努力を続けていきます。